第5号 『デスゴジ』制作記~その11(完)

100円ショップの石粉粘土でのデスゴジ(バーニングゴジラ)制作日記、その11回目です。

牛の歩みで制作してきたフルスクラッチ・デスゴジがようやく完成しました。
細かいこと気にしたら、これで終わっていいの?ってところもある気がしますが、キリがないので完成としました。

1995年公開『ゴジラVSデストロイア』より、
ゴジラ1995~臨界~
第5号 『デスゴジ』制作記~その11(完)(1)
制作期間:2015年11月9日~2016年6月26日
サイズ:約38.5cm

作品としては、メルトダウンが近づくゴジラの体内温度が1180度を超えた姿を表現しています。
(“臨界”という言葉を使ってはみたものの、いかんせん意味を理解できていません…)


こうして制作期間を振り返ると、結構時間かけたなぁと思います。
ただ、部屋が使えないなど、いろいろあって2カ月くらいは作業しなかった時期もありました。

正面。
第5号 『デスゴジ』制作記~その11(完)(2)
照明の都合で、写真が暗くなってしまいました…(泣)

ガイガンの時も思いましたが、どうも正面がカッコよくならないなぁ…。


横から。
第5号 『デスゴジ』制作記~その11(完)(3)
デスゴジの発光部分(胸や足などの赤い部分)は、はじめはグラデーションっぽくしようと思っていましたが、なんか規則的で面白くなかったので、なるべくグラデーションっぽく見えないように頑張りました。

基本的には、中心が明るく、外側が暗くなるようにしましたが、なるべく赤・黄・オレンジがランダムに散らばるようにしました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その11(完)(4)
また、全身に艶消しのトップコートを吹きかけましたが、その後、発光部分には半光沢のクリアーを筆で塗って艶を出しました。
艶はいらないのかな?とも思いましたが、あってもいいのかな?と思うようになり、塗ってみました。


後ろから。
第5号 『デスゴジ』制作記~その11(完)(5)
背びれはグラデーションぽくてもよかったのかな?と後で思うようになり、少し後悔してます。

あと尻尾や一番外側の小さい背びれなんかは、本や映画を見る限り赤くなかったと思いますが、思い切って全部赤くしました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その11(完)(6)
背びれは筆塗りが難しかったなぁ。

写真ではわかりませんが、眼もかなり苦労しました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その11(完)(7)
面相筆を使って慎重に塗りましたが、綺麗な円を描けるわけもなく、歪な眼ができてしまいました。
以前はGMKゴジラやガイガンといった、瞳孔のない怪獣を選んでいたので今回一番しんどかったです。

背びれも艶消しを吹いてしまったので、あまり発色はよくありません。
ただ、溶けた背びれ部分だけは少しだけ半光沢クリアーを塗っておきました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その11(完)(8)
左肩には、胸から背中にかけて一本の発光部を施しましたが、これはデストロイアから受けた攻撃痕(傷)です。
映画では傷に沿って、白いゴム樹脂のようなものが塗ってありましたが、このゴジラでは省略しました。


ようやく完成ということで棚へ、前作ガイガンの横に配置しました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その11(完)(9)
ガイガンよりボリューミーな今回のデスゴジ、棚を圧迫します。

元々好きだったデスゴジ、そしてエクスプラスのギガンティックシリーズのデスゴジに憧れて、まぁまぁデカいゴジラを制作してきましたが、こんな感じになりました。
自分としては、初めて作ったGMK風ゴジラと比べると、かなりゴジラしてるんじゃないかと自画自賛しています。

しかし、ポーズやバランスがイマイチなのは否めないです。
真横から見た時の重心が変に思えたり、左足が前に出ている分、右足はもう少し後ろに引けばよかったとか、上半身は前傾姿勢でもよかったとか、思うことはあります。
こういう課題は、今後の制作に活かしていきたいです。


最後に、
デスゴジ制作中、塗装部屋が使えなかった時期に造形作業はできたので、実はもう一体制作してました。
しかもデスゴジよりも少し早く完成していましたが、諸事情によりお見せできないでいました。
まぁ、特にもったいぶるほどのものではないのですが、お見せできるようになったらブログに載せようかと思います。

そんな感じ。

第5号 完
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第5号 『デスゴジ』制作記~その10

100円ショップの石粉粘土でのデスゴジ(バーニングゴジラ)制作日記、その10回目です。

と、その前に、5月15日に『静岡ホビーショー』に行ってきました。
昨年同様、企業ブースを見学後、モデラーズクラブも見学しに行きました。

造形を始めてから(といってもまだ1年ですが…)、モデラーズクラブの方がメインになってきた気がします。
親戚が作品を展示しているので、主にそこに入り浸りながら中を見学しました。

今年は昨年叶わなかった、私が造形を始めるきっかけとなった、フルスクラッチで怪獣造形をされている方にお会いすることができ、話もさせていただけたのでとても満足です。ありがとうございました。

私は、今のところ自分で鑑賞するために自己満足で制作していますが、誰かに見てもらうのも悪くないなぁと感じてきました。



そして話変わって本題のデスゴジさんですが…。


前回同様、塗装をしています。

眼と爪にも塗装をしました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その10(1)

前回は、体の発光部を筆塗りで塗装したのですが、イマイチしっくりこなかったので、気になる部分に下地の黄色を重ね塗りしてやり直すことにしました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その10(2)

特に脚ですが、下地に黄色→赤みの強いオレンジ→黒を混ぜたオレンジ→黒でドライブラシと段階を分けて塗り、グラデーションっぽくなるようにしてみました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その10(3)
下地の黄色が多少の違和感を残しましたが、前よりはマグマ感?が出た気がします。

爪は、黄色となんか黄土色っぽい色(忘れました)と白で、渋めのクリーム色を作り筆塗りし、さらにその作った色にさらに白を混ぜ、ドライブラシをしました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その10(4)
ちゃんと爪にみえるかな?

そして一番重要な“眼”を描いていきました。
今まではGMKゴジラ、ガイガンと、瞳孔を描かなくもいい怪獣を選んで作っていたため、どう塗っていいのかわからず苦戦しました。
(瞳孔のないガイガンにすら時間をかけていましたが…)

小さな隙間に筆を通さなければいけないので、全神経を集中して作業してた気がします。
第5号 『デスゴジ』制作記~その10(5)
マスキングをしてやった時は失敗してしまったので、今度はマスキング無しでやり直しました。

白→黒(虹彩のフチ)→黄色(光彩の中)→オレンジ(光彩のフチの内側だけ)→黒(瞳孔)→クリアーレッド(目玉のフチ)の順で塗装していきました。
瞳孔は、綺麗に円が描けずガタガタで、光彩も目玉のフチもやり直したいと思うのですが、気になりだしたらキリがないので、そこはまだ考え中です。

忘れてましたが、口内も塗装したんだった…。

まぁいいや。

背びれもまだ途中なので、全体の仕上げにはまだ時間がかかりそうです。

そんな感じ。

← to be continued

第5号 『デスゴジ』制作記~その9

100円ショップの石粉粘土でのデスゴジ(バーニングゴジラ)制作日記、その9回目です。

前回のデスゴジ制作の更新から1カ月以上たってしまいましたが、まだ作業は進行中です。

というのも、ガイガン完成後、塗装するための作業部屋がしばらく使えなくなってしまったために、ここ数週間は作業ができませんでした。

とりあえず、少しは塗ったので現在のデスゴジはこんな感じになってます。
第5号 『デスゴジ』制作記~その9(1)
サーフェイサー塗装の後、全身を缶スプレーのつや消しブラックで塗装しました。
しかし、モールドが深すぎてしっかり塗れず、やむを得ず細部は筆塗りで何とかしました。

その後、腹部、脚部、背びれの発光部分の筆塗りをしました。

黄色を下地として塗り、オレンジ(赤+黄)で重ね塗りしてみたのですが、やはりモールドが深くて塗りづらかったです。
第5号 『デスゴジ』制作記~その9(2)
発光部の乾燥を待ちながら、同時に眼も作業してたのですが、後から黒で塗ればいらなかったんじゃないかとも思いながら、一応マスキングしてとりあえず白を塗ってみました。

デスゴジの足元に、小さなデスゴジがありますが、あれは配色の参考に置いてます。
配色は基本、本とフィギュアを見ながらやっています。

背びれも黄色を下地にしたはずなのですが、完全に赤系の色に隠れてしましました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その9(3)
発光部は、もっとグラデーションっぽくなるようにしたいです。
眼は小さくて難しそう…。

さて、ようやく部屋が使えそうなので、作業を再開できそうです。

そんな感じ。

← to be continued

第5号 『デスゴジ』制作記~その8

100円ショップの石粉粘土でのデスゴジ(バーニングゴジラ)制作日記、その8回目です。

未だ、第4号ガイガンも同時制作中です。
三代目ガイガン・アイの造形ができた前回、それから塗装を行い完成したのですが、最後の最後でまたやっちまいました…。
また真っ二つにしてしまいました…(泣)
自業自得とはいえ、いつ完成するんだ、ガイガンよ…。


そんなわけで、本題のゴジラさんですが、造形作業を終了しようかと思います。
第5号 『デスゴジ』制作記~その8(1)
前回と変わりない感じしますが、お顔もいじくったり、補修作業を行ったりしました。

最近は、ゴジラの下に置いているダイソーで購入したテレビ台をグルグル回して作業してました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その8(2)
モールドは結構いい加減で粗しかないです。

なんか背びれの感覚が広いかな?と後で感じてきました…。
第5号 『デスゴジ』制作記~その8(3)
粘土の亀裂もたくさんありましたが、水で溶いた粘土で穴埋めも行いましたが、サフ吹き後にもっとはっきりすると思うので、それ次第ではまた行うかもです。

探せば次々粗が出てきてしまいますが、色が付けば印象も変わるかな?
第5号 『デスゴジ』制作記~その8(4)
あと、ついでに肩の傷を別パーツで作ってみました。
薄くガイガンの眼よりもろいので、多分壊れると思います。

サフ吹き作業後、いよいよ塗装作業に突入します。
眼と、赤い発光部分の塗りがしんどそうだ…。

そんな感じ。

← to be continued

第5号 『デスゴジ』制作記~その7

100円ショップの石粉粘土でのデスゴジ(バーニングゴジラ)制作日記、その7回目です。

なお、第4号ガイガンも同時制作中です。
先日、三代目ガイガン・アイの造形ができたので、塗装準備に入ろうとサフを吹いたのですが、落として真っ二つになってしまいました…(泣)
現在、修復中です。

そんなわけで、ゴジラさんはというと?

前回制作した“背びれ”を接着作業に入りました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その7(1)
画像では、爪楊枝で仮固定している状態です。

大きさや形が、実物と多少異なる場合がございますが、ご了承ください。
資料の写真がわかりにくかったため、ほぼ、モンスターアーツを参考にさせていただきました。

尻尾の付け根あたりの背びれは、間隔が狭すぎてギュウギュウに…。
第5号 『デスゴジ』制作記~その7(2)
尻尾の形事態が、少し無理があったので、こんな感じになってしまいました。

全体を見るとこんな感じ。
第5号 『デスゴジ』制作記~その7(3)

右側。
第5号 『デスゴジ』制作記~その7(4)

左側。
第5号 『デスゴジ』制作記~その7(5)

・・・しかし。

問題はここからでした…。


そもそも、私が作りたい“ゴジラ1995(デスゴジ)”は、あくまで私が思う“最強のゴジラの姿”がテーマでした。
(注意:「最強」というのは、あくまで個人的見解です。)

その、私が作りたいと思っているのが、この時のゴジラ。
第5号 『デスゴジ』制作記~その7(6)
画像が荒くわかりにくいかもしれませんが、一部の背びれが溶けています。

そもそも、デスゴジの体が赤いのは、体内の核が暴走したことにより起きた変化なのです。
そして、体内の炉心温度が1200度に達し、メルトダウンを起こしゴジラは死をむかえました。

私が作りたいと思っていたゴジラは、上の画像の体内温度が“1180度”を超えた時の姿です。

体温が1180度以上のゴジラは、初代ゴジラを葬った“オキシジェン・デストロイヤー”の影響で誕生した生物・デストロイアを圧倒しました。
そもそもゴジラとデストロイアが戦うことになった理由は、デストロイア(オキシジェン・デストロイヤー)の力で、ゴジラを倒しメルトダウンを阻止しようと考えたから。
しかし、メルトダウン=死が迫るゴジラには、オキシジェン・デストロイヤーすら効果がなく、熱線の威力も増した事でデストロイアを追い詰めました。

また、初代から続く昭和ゴジラと違い、「VSキングギドラ」以降のゴジラは、現代(あくまで当時)の核を吸収して巨大化、ファイヤーラドンの力を得て、さらに暴走状態となれば、一時的とはいえ、まさにそれは最強なんじゃないかと考えました。

ミレニアム以降のゴジラにも、多彩な技(GMKやFWなど)を持つものもいますが、オキシジェン・デストロイヤーに耐えられるかはわかりません…。

主な理由はそんな感じです。
また、命を削って戦う姿に感動を覚えたことも理由の一つです。
長ったらしく理由をのべましたが、結局は、このゴジラが好きで思い入れ強いから、ヒイキしてるだけかもしれませんが…。


しかしながら、この背びれが溶けた状態のゴジラ…、映画の最後5分くらいのみの登場で、しかも体の左側しか写っていないという落とし穴がありました。
困ったことに、右側がどうなっているのか、映画を見ただけでは非常にわかりにくいのです!

なので、背びれ作業に入る前に資料を探しまくりました。
自分で持っている本やパンフ、本屋で探してみたり、ネットで画像や動画を探しましたが、確信が持てる資料は見つかりませんでした。

もう、わかってる範囲で適当に作ろうかと考えていたそんなある日、映画公開当時に買ったと思われる本を読んでいたところ有力な写真を発見しました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その7(7)
それがこの本です。

この本には、当初参考にしていた超全集にも載っていない映画後半のメイキングの画像があり、そこにはこんな写真がありました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その7(8)
溶けた背びれから出る煙のテストを行っている写真。

重要なのは画像右の取り外した背びれ、なんと右側が写っていました!
昔の本で非常にわかりにくいのですが、中央の溶けた背びれが見えるので、おそらくこれが背びれが溶けた状態の右側の背びれが写る数少ない写真だと思います。

この写真を見ての結論は、“右側は溶けてない”ということ。
劇中、“背びれが溶けるシーン”というのがあるのですが、多分ですがそれは、それ用に用意された背びれだと思います。
そのあとのシーンでは、完全に溶けた背びれ以外は、今まで通りの通常の形の背びれに見えます。

画像を見る限り、完全に溶けた背びれは、左側の二か所だけだと判断しました。


前置きが長くなりましたが、背びれが今回一番のこだわりたいところだったのでご了承ください。

そしてせっかく作った背びれの一部を切り、ちょっとただれた感じになるように、アルミホイルでモールドしました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その7(9)
資料探しに苦労した割には、あっさりとした作業でした。

横から。
第5号 『デスゴジ』制作記~その7(10)
ただ、この状態の時のゴジラは、デストロイアの角による攻撃で、左肩に大きな傷を負っているのですが、今回はそれは無しにしようかと考えています。

そして、細かい背びれもモールドしていきました。
第5号 『デスゴジ』制作記~その7(11)
背びれの作業は残っているので、まだ造形作業は終われません。

今後は、顔、胸、下腹部、両大腿部のモールドを調整したいと思っています。
それに満足がいけば、造形作業を終われるかと思います。

そんな感じ。

← to be continued
プロフィール

E.Cザワー

Author:E.Cザワー
イラスト?漫画?を描くことが好き。
見るのも好き(一部作品を除く)
特にキン肉マンが好き。
最近は粘土で怪獣作ってます。
(似顔絵参考:スペースゴジラ)

・好きな漫画:キン肉マン
・好きな作家先生:ゆでたまご、鳥山明、荒木飛呂彦、倉田英之など…
・好きなゲーム:ポケットモンスター
・好きな映画:ゴジラ、ガメラ、天空の城ラピュタ、紅の豚、ジュブナイル
・好きな音楽:サザンオールスターズ、いきものがかり、QUEEN、miwa

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